胃のABC検診
胃の検診で多く実施されているのはバリウムを飲んでから行うX線撮影で、フィルムに写った胃壁の凹凸から胃の状態を推測する検査です。
この方法とは別に、2種の血液検査によって【胃の健康度】を調べる事ができます。
胃カメラや胃バリウム検査の苦手な人でも受けられます。
胃のABC検査とは?
ペプシノゲン法検査とヘリコバクター・ピロリ菌抗体検査を組み合わせることで、胃のリスク状態(弱った状態か否か)や検診間隔を設定することが可能となります。
1.ペプシノゲン法
血液中の胃酸の分泌に関係するペプシノゲンⅠとペプシノゲンⅡを測定することによって、「胃の粘膜の老化現象」である萎縮性胃炎の程度を判定する方法です。
2.ヘリコバクター・ピロリ菌抗体検査
胃がヘリコバクター・ピロリ菌に感染していないかを調べます。